英語、絶対話せるようになりたいと思ったら"やってはいけない"楽しいけど間違った英語学習法

 

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りっかです

「英語、絶対話せるようになってやる!」そう心に決めたのは2014年4月。

あれから約10ヶ月が経ちました。

外国人と日本人を集めて英語で話す会を毎週開催したり、英語の本の作者と出会いイベントを主催したりと、とにかく情熱を持って積極的に活動しました。

 

その熱意の甲斐あってか、現在はDMM英会話の広報とDMM英会話ブログの編集長をさせていただいております。

 

でも正直なところ、

英語、そんなに話せるようになっていません。

自分の理想からは程遠い英語力です。

(今日もオンライン英会話の講師に「寒そうに見えるけどそっちは何度なの?」と聞かれ、答え方がわからず チャットボックスに "2℃"と打ち込みました。そもそも何度か知りませんでした。)

 

 「どうしても英語が話せるようになりたい」

「私のように"英語ができるようになりたい"と思っている人を応援したい」

常日頃から、そう強く願っています。

 

でも、たくさん活動していろいろ試したはずなのに、

英語、そんなに話せるようになっていません。

 

もちろんいろいろな方法で10ヶ月間英語と触れ合い続けてきたので、こういった活動を始めた当初よりは多少マシにはなっています。

けれどおそらく「正しい英語の習得方法」を実行していたらもっとできるようになっていたのだろうと深く反省しています。

 

DMM英会話で働くようになって、たくさんの英語学習の方法についてなどを教わり、記事を読み、分析などもし、それらがようやくわかってきました。

 

英語を始めようか迷っている方、

英語の勉強を始めてみたものの続かずへこんでいる方、

そんな方々の英語習得が1日でも早まることを願って、

 

今回は私の申し分のない「楽しいけど効率の悪い英語学習方法」の3つをご紹介します。

ぜひ、これから始める英語学習でやってはいけないことのご参考にしてください。

 

《トピック》

・1. 英語ネイティブと楽しくおしゃべりする

・2. 英語の得意な日本人の友だちと一緒に英語で会話する

・3. いろんな教材や英語の本を買って読んだり映画を字幕なしで見たりする

・つまり、何がダメなのか

・終わりに「英語を話せるようになるために必要なこと 」

 

 

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1. 英語ネイティブと楽しくおしゃべりする

え? 

なんでだめなの? と思うと思います。

まず前提として私は英語初心者※1であり、基本的な文法や単語を勉強していません。

 

例えば外国の方から「えき、どこ、しぶや」と言われたら、私たち日本人は

あ渋谷への行き方を知りたいんだな、て何となくわかりますよね。

英語ネイティブも同じで、私のおかしな文法でも、単語の羅列であってもある程度通じます。

 

そして不思議なことに「なんか英語しゃべれてるんじゃない?」という気にさせられてしまうんです。

しかし、実際は相手がこちらの言いたいことを理解できる能力があることに依存しているだけです。

第2言語として英語を話す人たちとはほとんど会話になりません。

しかも、私は相手が何を言っているのかさっぱりわからないままだというのに、

なんとなく英語で会話をした気になってしまうんです。

 

英語ネイティブとおしゃべりする前に、第2言語で英語を話す人同士で会話をした方が、自分の英語力を正しく認識できると思います。

 

 

2. 英語の得意な日本人の友だちと一緒に英語で会話する

おかげ様で、帰国子女や留学帰りで英語ペラペラの友人がたくさんできました。

とても素敵なことです。

しかも、一見すごく英語の勉強が捗りそうな気がしますよね。

でもこれも、ダメなパターンになりがちです。

なぜかというと、英語が得意な友達といつも一緒にいると

「常に通訳がいる状態」になるから。

自分が英語を話す、英語を話そうと努力する機会を失うことになります。

 

しかも、自分が英語を話すよりも通訳をしてもらった方がやっぱり楽で、恥ずかしい思いもしなくていい。

だんだんと通訳してもらうことに慣れていくんです。

数人でおしゃべりするときって、やっぱり楽しくて話が弾んだ方がいいですよね。

みんな、最初は下手くそで一言一言に時間がかかる英語初心者に合わせて簡単な言葉で話したりゆっくり話してくれていたとしても、

時間が経つにつれ、興味のある話題や面白い話しはスラスラと会話が弾む人同士でテンポよく話しが進んでいき、そのうち

英語初心者の言葉は英語が得意な人が素早く通訳する。

英語初心者が話しの内容がわかっていないと、さっと教えてくれる。

というようになっていきます。

 

その状況が続くと、自分自身の英語の能力を上げる必要性が感じられなくなっていきます。

わからない単語や文章構成があっても、「わからないということ自体」に鈍感になります。

 

英語初心者で、みんなが何を話しているのかもよくわからない、自分の言いたいこともすぐに口から出てこない。

その場の雰囲気を壊したくなくて、ついつい友達の英語力に甘えてしまいます。

 

そんな風に、周りの空気を読んで通訳してもらっていては多分ずっと英語を話せるようにはなりません。

 

私流の熱苦しい言葉で言うと、

チャンスは自分の手で掴む、という確固とした姿勢が必要なんです。

 

【写真:代官山蔦屋書店で開催しているLanguage Exchange T:EJ

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3. いろんな教材や英語の本を買って読んだり映画を字幕なしで見たりする 

 そのほかにも、英語関連のイベントに行ってみたり、洋楽を聴く。

 「え、それって、いろんなところで推奨されてない?」と思いますよね。

それら自体はもちろん全然いいんです。

 

ただそれだけだと肝心なところがやっぱり抜けています。

 

英語の教材をちょっとやってみたり、映画を観たり、ちょっと英語の勉強っぽいことをしている気になりますが、それだけではただ「英語が話せるようになりたいなあー」と思って何もしないのとほぼ同じ。

 

私たちは中学校から高校、そして大学まで英語を学びます。

日本にはそこここに英語があふれています。ハリウッド映画も、海外ドラマも日本で大ヒットし、カフェに入れば洋楽が流れています。

ただ英語を聴いて、映画を見て、ドラマを見て、ちょっと教材を使っただけで英語が習得できるのなら、日本人ほとんどがもう英語を話せていていいかもしれないです。

 

【いっぱい買いました。まだまだあります】

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つまり、何がダメなのか

全体を通して、一番肝心な

「とことん集中して、英語を話せるようになるための学習と訓練をする」ことが完全に抜けていました。

 

 先日、牧浦さんのインタビューをした際に

「やるならとことんがっつり、そうしないと貴重な時間も労力も無駄になる」という言葉に非常に反省させられました。

 


牧浦土雅 の”世界を相手に好きなことをする方法” 時代の先頭を疾駆し「全ての人がチャンスを手にする未来を目指せ」 -後編- | DMM英会話ブログ

 

必要なのは、文法、単語、発音。

それらの知識がないままではせっかくの時間がもったいないんです。 

逆に、それらの知識がつけばあとは楽しく上達させていくことができるんだと思います。

 

 

なんとなく楽しく英語と触れ合い、英語を勉強している気になる。

上達していることが実感できず、本当に話せるようになるのかわからないまま、間違った英語で話すことに慣れ、英語での会話がわからなくても平気でいられる度胸だけが付く。

 

それが私の10ヶ月でした。

 

 

終わりに

「英語を話せるようになるために必要なこと 」

(→ここ、編集します。) 

まだまだほかにも

間違い英語学習のエピソードがありますのでまたご紹介します。

 

これから英語を勉強していこうと決心した全ての人が、わたしの二の足を踏まないことを心から願っています。

 

 ※1

英語初心者=「私は毎日、自転車で会社へ行きます」が英語で言えないレベル

TOEICスコアおそらく300点くらい。

一番初めは中学1年生の英語がギリギリわかるかわからないかくらいでした。

しょんぼり。

 

 

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